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弁護士堀鉄平の交渉の奥義!”「使いこなせ!全ての「武器」を」 その①

さて、本日は、交渉においては、「全ての武器を使いこなせ!」ということを覚えていただきたいと思います。
武器というのは、例えば、その分野の特別の知識であったり、経験であったり、駆け引きであったりするのですが、
場合によっては外見やハッタリといったものも武器になることもあるでしょう。

要は、交渉で勝利をあげるためには、図々しくなる必要があるのであって、
違法な武器以外はすべて使いこなした方が有利であるということです。

1つの例として、「離婚の条件交渉」を挙げましょう。

あくまで1つの分かりやすいたとえ話ですので、
倫理観や正義感といった道徳的要素は考慮しておりませんので、あらかじめご了承ください。

まず、夫と妻が離婚するときには、取り決めなくてはいけない項目として、
子供がいる場合は親権をどちらがとるのか、養育費はいくら支払うのか、
慰謝料はどちらがいくら支払うのか、財産分与として何をどちらに渡すのか、
の4つを決めないといけません。

その他、面接交渉といいまして、親権者でない方が、月に1回などと決めて、
子供に会うことを取り決めたりもしますが、ここでは割愛します。

前提として、妻は子供を絶対に自分の手で育てたいと思っていて、親権だけは譲れない、
そして、子供を女手一つで育てていくからにはきちんとした
養育費・慰謝料・財産分与も確保したいと思っているとします。

他方で、夫は、子供は妻が育てるのが妥当だと思っていて、
そこは譲る余地があるのですが、お金はなるべく支払いたくないという前提だとします。

ちなみに、養育費というのは、夫の収入と、妻の収入と、
子供の人数・年齢により、家庭裁判所のグラフで相場が決まってくるのですが、
このケースでは仮に月に10万円が相場だとしましょう。

そして、夫の浮気が原因で離婚につながったので、
慰謝料として200万円位が相場で、財産としては1000万円があって
財産分与は半々の500万円ずつ分けるのが妥当なケースとしましょう。

このときに、皆さんが夫であると仮定して、妻から、「子供の親権は母親がとるのが常識だし、
養育費月10万円、慰謝料は200万円、財産分与は500万円を要求します。」と言われた場合、
どのように反撃しますか?
妻は弁護士に相談して、相場を調べてきたのですね。

このときに夫が、「子供は別に要らないけど、毎月の養育費10万円は今の収入からはきついし、
慰謝料も高すぎる。もう少し安くならないの?」といった言い方をした場合、
妻からは、「あんた、自分の子供が貧しい思いをしてもよいと言うの?
あんたの浮気が原因でこうなったのに、本当に最低な男だわ。
相場通りきちっと支払ってもらいますから、覚悟してくださいね」と
切り返されて終わるのではないでしょうか。

(その2に続きます!)

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