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弁護士堀鉄平の交渉の奥義! ”伝家の宝刀、「最後通告」” その①

駆け引き抑止のための

さて、本日は、最後通告(さいごつうこく)を利用した交渉術をご紹介いたします。

最後通告とは、主に国家間の外交のやりとりの中で、
交渉において最終的な要求を提示し、
それを相手国が受け入れなければ
平和的な交渉を打ち切る意思を表明することを言います。

多くの場合、相手が受け入れない場合は
戦争などの実力行使を行うことを宣言するものとなります。

弁護士が、相手方に対して、
「本書面到達後2週間以内に入金がない場合は、
差押え等の法的手続きに移行します」と通知するのも、まさにこの最後通告です。

最後通告の最大の目的は、
相手に対して相当なプレッシャーをかけることで、
相手にこれ以上の駆け引きをさせないように歯止めを利かすことです。

例を挙げましょう。

私が担当するウエディング系の顧問先が、
顧客情報を流出した取引先システム会社に対して、
2000万円の損害賠償を請求した事件がありました。

相手方システム会社が、
過失により当方顧問先の顧客情報を流出した事実に争いはなかったのですが、

それによる損害の額が当方の主張する2000万円なのか、
相手方の主張する500万円程度なのか、
損害賠償の範囲や因果関係等が争点となっていました。

私としては、当方の主張する2000万円という請求について、
判決で全額について認めてもらえるものと自信がありましたので、
ゆっくりと攻撃防御を尽くして、
勝訴判決を勝ち取ろうと考えていました。

ところが、訴訟が進行するうちに、
相手方の経営状況があまり良くないという情報が入ってきたのでした。

万一、訴訟の途中で相手方が倒産するようなことがあれば、
勝訴判決を得てみたところで、その判決は単なる紙切れとなり、
何の意味もありません。2000万円は絵に描いた餅となります。

(その②に続きます!)

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